アマゾンFBAの在庫をヤフオクに出品して、売れたらアマゾンのマルチチャンネルサービスを使って発送する。
これができたら、在庫の回転率があがるので、資金繰りが楽になりそうだし、利益も増えそうです。
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完全自動は無理ですが、
ヤフオクで売れたのに、在庫がない!
なんてことがないようにできそうな仕組みを考えました。
ヤフーAPIとアマゾンMWSを使用します。
目次
ヤフオクとアマゾンFBAの在庫をAPIで連携させるツールの仕様
大雑把な処理の流れは以下です。
- ヤフオクの商品IDとアマゾンのSKUを紐付けしたデータを作成する。
- 定期的にヤフオクの出品状態を監視する。
- 定期的にアマゾンFBAの在庫数をチェックする。
各処理に関して、説明します。
1.ヤフオクの商品IDとアマゾンのSKUを紐付けしたデータを作成する。
これは、データベース等にデータを保存すれば良いです。
このデータを元に、定期チェックを行います。
2.定期的にヤフオクの出品状態を監視する。
ヤフオクの商品IDを元に、ヤフオクの出品状態を知るためには、「オークション商品詳細」APIを使います。
入札が入ったり、落札されたら、MWSのCreateFulfillmentOrderで、マルチチャンネル出荷を作成し、保留状態にします。
FulfillmentAction = Holdを指定すれば、2週間保留できます。
保留の時点では住所はわからないので、自宅の住所などにしておくとよいです。
落札され、入金確認後に、UpdateFulfillmentOrderを使用して、住所を更新し、出荷します。
3.定期的にアマゾンFBAの在庫数をチェックする。
アマゾンFBAの在庫数は、ListInventorySupplyで確認できます。
在庫切れになったら、ヤフオクで出品取り消しします。
ヤフオクの出品取り消しは、出品APIでしか行うことができません。
出品APIは個別の契約をしないとしようができないので、アマゾンで在庫切れになったら、自分にメールを送ることで対処します。
ヤフーのアプリケーション設定ですが、「オークション商品詳細」APIしか使わないので、クライアントサイドのアプリケーションIDを取得して使用すれば良いと思います。
クライアントサイドなら、アクセストークンとか使用しないので簡単です。
以上のシステムを完成させれば、作業の流れは以下のようになります。
- FBAの在庫をヤフオクに出品
- 売れたら住所入力して、「UpdateFulfillmentOrder」ボタンをポチッとする。
- 在庫切れは、メール内のリンクからヤフオクの出品取り消し。
- ヤフオクの取引ナビの対応