ヤフーショッピングの「注文に関するAPI」は、別途利用申請をして、審査通過後利用可能になります。( Yahoo!ショッピングのプロフェッショナル出店プランのみ)
「注文に関するAPI」を使わなくても、在庫連携くらいはできます。
「注文に関するAPI」を使えば、ヤフーショッピングストアの注文データを自動的に取り込んで、アマゾンのMWSで自動的に発送なんてことができます。
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この「ヤフーショッピングストアとアマゾンFBAを自動連携 」というアイディア、2年前に思い付いたのですが、まったく手付かずでした。
「注文に関するAPI」の利用申請に必要な項目は、
- メールアドレス
- アプリケーションID
- ストアアカウント
- APIのリクエスト元IPアドレス
です。
APIのリクエスト元IPアドレスが必要なので、固定IPを取得する必要があります。
IPアドレスのかわりにドメインにすることはできません。
IPアドレスは、登録後、変更があった場合、メールすれば変更してもらえます。
アプリケーションIDの変更はできません。
なので、アプリケーションIDを変更する場合は、新たに申請する必要があります。
利用申請は、次のURLから行います。
https://forms.business.yahoo.co.jp/webform/Inquiry/InquiryTop?inquiry_type=developer_network_9101
僕は2年前に、一度、クライアントサイドのアプリケーションIDの利用申請を通過しています。
以前に記事「バッチ処理におけるYahoo APIのアクセストークン リフレッシュトークンの処理のフロー」でサーバーサイドのアプリケーションIDにする必要があることがわかったので、今回、再度申請し、通過しました。
申請から、設定完了で1週間程度かかりました。
設定完了すると、以下のメールが届きます。
お申し込みいただいた以下のアプリケーションIDの利用設定を行いました。お申し込みいただいたアプリケーションIDとIPアドレスのもと、
本番環境の注文APIをご利用下さい。
また、ご利用にあたり以下の点にご注意下さい。■注文APIの諸注意注文API http://developer.yahoo.co.jp/webapi/shopping/order/orderList, orderInfo, orderChangeの3点のAPIにつきましては、
扱う情報のセキュリティの観点から他のAPIとは異なり、トークン取得からユーザが再認可をして
トークンの更新を必要とする期間が短くなっており、最大12時間となりますのでご注意ください。
orderList: http://developer.yahoo.co.jp/webapi/shopping/orderList.html
orderInfo http://developer.yahoo.co.jp/webapi/shopping/orderInfo.html
orderChange http://developer.yahoo.co.jp/webapi/shopping/orderChange.html
上記の3点のAPIに対して、
ご申請のアプリケーションIDには最大時間の12時間で設定しておりますので
ご了承下さい。
その他のAPIについては、トークンは通常通りの有効期限となります。
以上です。よろしくお願いいたします。
ネットで検索していたら、リフレッシュトークンの有効期限は4週間だとか12時間だとか書いてあったので混乱していましたが、このメールの内容で、意味が理解できました。
リフレッシュトークンの期限は、基本、4週間だけど、orderList、orderInfo、orderChangeを使用する場合、12時間だということです。
なので、orderList、orderInfo、orderChangeを使用する場合は、リフレッシュトークンの期限は、12時間だという前提でシステムを回せば良いです。
ということは、こちらの記事のようなシステムを構築した場合、12時間に1度手動で ヤフーのパスワードを入力してログインする必要があります。
12時間に1回メールが来てログインするのは嫌ですね。
クライアント証明書をリクエストにつけることで、12時間の制限を外すことができるようです。
https://developer.yahoo.co.jp/webapi/shopping/help.html
クライアント証明書を取得するために、5営業日ほどかかるみたいです。
先に教えてほしかったです。(ヤフーショッピングAPIのクライアント証明書を申請しました。)
ヤフーショッピングストアと、アマゾンFBAの連携システムを構築中ですが、APIの申請関連で全然前にすすみません。