VB.netのアプリにPDFビューアーを組み込む方法の説明です。
VB.netのWIndowsフォームアプリを作成します。
参照のCOMで、「Adobe Acrobat 7.0 Browser Control Type Library 1.0」を追加します。
「ツール」→「ツールボックスアイテムの選択」を開き、
COMコンポーネントタブで、「Adobe PDF Reader」を追加します。
ツールボックスに、「Adobe PDF Reader」が追加されました。
デザイナで、フォームに追加してみました。
AxAcroPDF1.LoadFile("PDFファイルのパス")
で表示できます。
何回か表示していると、右側に「タスクパネルウインドウ」という邪魔なものが表示されてしましまいます。
「Adobe Acrobat Reader CC」を起動させ、
「編集」→「環境設定」→「文書」の
「ツールパネルの現在の状態を記憶」にチェックを入れておくと、表示しなくすることができると書いてありますが、何回か表示しているうちに復活してしまいます。
UACが有効で、管理者として実行していると、AxAcroPDF1.LoadFile("PDFファイルのパス")でエラーも何もでないけど、PDFファイルも表示されないという現象が発生します。
管理者権限のアプリでAdobeのCOMコンポーネントを使いたい場合、別exeで作成して子プロセスとして呼び出すと良いです。
そのとき、通常の権限で子プロセスを呼ぶ方法は以下を参考にしてください。
→VB.netで子プロセスの権限を降格させて起動させる方法