腰痛で、接骨院などの治療院に行くと、たいてい
「歩いてください。歩けば良くなりますよ。
って、言われますね。
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いやいや、そもそも普段から歩いているし。運動もしているし。
座り仕事だから腰に悪いとか言われるけど、立っていても腰痛くなるし。。。
でも、腰を揉まれながら、あれだけ言われ続けると、だんだん、もしかしたら、本当に歩けば良くなるかも。
って、思えてきます。
ということで、ちょうど、旅行する機会があったので、思いっきり歩いてきました。
2日かけて、10時間程度は歩きました。
そして、腰痛は再発しました。
歩けば腰痛治るは嘘?
帰ってきて思いました。
歩けば治るって行ったから歩いたのに、かなり悪化してしまったではないか。
先生の言っていることは間違っていたんだ。
と…
先生は決して嘘をついていたわけではありません。
ただ、説明不足だったんです。
例えば、速く走るコツは、
- つま先をあげる。
- 身体を45度前に倒す。
- 腕を振る
この3つです。
と言われた場合、
下の図のように、
足の指を上に向けて、腰を45度に折り曲げて、腕をまわしながら、走っても全然速くなりません。
ちょっと大げさな例ですが、歩くと良くなるという表現はこれに等しいのです。
僕が犯したミスは、斜めがけのカバンで、超時間あるき続けたことです。
しかも、靴のクッション性もいまいちでした。
腰痛は、脚やお尻の筋肉がかちかちになっていることで引き起こされています。
適度に歩くことで、腰回りの筋肉に適度なストレッチ効果があり、継続的に行っていれば、かなり腰痛になりにくい筋肉状態になるということです。
おそらく、先生は、
- 腰に負担がかからない歩き方
- 骨盤の周辺や脚の筋肉がほぐれるような歩き方
- 無理のない程度の距離、時間をできるだけ毎日
という意味で、歩いたほうが良いと言われたのでしょう。
腰に負担がかからない歩き方、骨盤の周辺や脚の筋肉がほぐれるような歩き方はどのようなものかわかりません。
ただ、未だ腰が完治したわけでもないのに、長期間、リュックではなく、斜めがけカバンという腰に負担がかかりそうなものを背負って歩き続けたことで、劇的に腰痛を悪化させてしまったことはわかりました。
次回からは、遠出するときは、リュックにします。
靴ももっと良いものを探します。
それ以前に、普段から毎日20分程度は歩くようにします。
毎日のウォーキングによって、歩く筋肉が最適化された状態にしてから、長距離歩けば、さらに腰痛改善の効果を発揮すると思います。
腰が悪く、腰が悪い部分をかばうような歪んだ歩き方を長時間すれば、腰が悪くなるのは、当然です。
ただ、腰が悪い状態でも、適度な負荷のウォーキングは、身体のバランス調整効果があります。
ストレッチで少しずつのばしていくのと同じ感覚で、歩くようにすると良いです。