中古一戸建ての不動産売買契約しました。
まずは、宅地建物取引士による重要事項説明書の読み合わせです。
宅地建物取引士の方が免許を提示と、順番に読み上げていきます。
事前に書類をもらって確認してあるし、最初はわかりきっている住所や名前ばかりで、ものすごく眠たいです。
途中から、気になる単語がでてきたり、宅地建物取引士の方が飽きないように少し説明を加えてくれたりするので、退屈しなくなりました。
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古い物件なので、特約には、アスベストが使用されている可能性がある点と、現在わかっている雨漏りなどの状況に関する記述があります。
アスベストに関しては気になりましたが、住宅用の物件では、仮に問題になるとしても、取り壊しのときのようです。
また、実際に使われている可能性も低いと言われました。
建物の設計図でアスベストを使用してるかどうか確認できる可能性があるので、引き渡し時に設計図をもらうことにしました。
アスベストが使用されている場合、調査や除去などの工事費用の補助が自治体から受けられる可能性があります。
重要事項説明書の読み合わせが終わると、不動産売買契約書の読み合わせです。
これは、宅地建物取引士でなくても良いので、営業担当の方がやってくれました。
手付金が高額で、売主さんも持ち歩くのが危険だったので、後日振込という形にしました。
基本的に、手付と契約は同時履行なのですが、実務上は不動産売買契約書の特約に記述することで手付の後日振込みが可能になります。
振込を持って、契約が成立するということになります。
次に物件状況確認書です。
売り主の方が、エアコンあります。故障なしです。
といった感じで現在の物件の状況を確認していきます。
あと、一応、反社会勢力の人じゃないですよね?って確認されます。
書類の確認が終わったら、名前と住所を書いて、印鑑を押していきます。
物件の価格により、金額はかかりますが、印紙も貼り付ける必要があります。
不動産売買契約書、重要事項説明書にハンコ押しているうちに、さり気なく、仲介手数料の確認書類にも印鑑おさせられました。
今回は、両手取引です。
不動産仲介業者は、売り主、買い主の両方から手数料をとることができます。
両手取引に関して、批判はありますが、買い主からすると、売り主の囲い込みしてもらった方が安心して購入できます。
銀行の仮審査したり、物件の情報を集めたり、支払いや今後の生活のシミュレーションをして、頑張っているのに、他の業者経由の申し込みで決まりましたってことになったら、疲れます。
売り主側からすると、不動産仲介業者が、もっと条件が良い購入者があらわれているのに、隠されているという可能性はあります。
今回、買い主として不動産売買契約に関わってわかったことですが、古い中古物件だったり、建物が特殊な場合、さらに売り主が居住中で平日仕事しているような場合、融資の審査やリフォームの見積もりなど、新築物件の売買契約のように簡単に進まないので、信頼できる仲介業者に任せてしまうった方が良さそうでした。
今回の取引の仲介業者は、おそらく良心的な業者だったので、売り主買い主ともに十分に納得して売買契約をすることができました。
平日にいつでも手続きできて、時間がありあまっているといった場合は、複数の業者に一般媒介契約でお願いすると、最終的に手元に残るお金が増えそうです。