以前から事務所の周りでアシナガバチを見かけることは多かったのですが、トイレに入るとハチが何匹も窓際にいるなんてことが起きるようになってきたので、事務所の周りを確認してみました。
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殺虫剤を購入してきました。
ハチ・アブダブルジェットです。
速攻ダブルジェット噴射で
飛び回るハチ・アブを逃がさない
巣にも効く
最大10m
と書いてあります。
5mくらい離れて噴射してみましたが、無力でした。
ただ、ハチが気づいて飛び立ちました。
そして、ハチの行き先を見ていたら、セコムのオレンジのフラッシュライトにハチが群がっていることに気づきました。
たぶんアシナガバチです。
ハチは黒い服を着ていると攻撃対象だとみなすと聞いたことがあります。
アシナガバチは攻撃性が低いので、いつも黒いシャツを着ている僕をスルーして、仲間とそっくりなオレンジ色に群がっているのかもしれません。
さらに、ハチの動きをおっていたら軒下に蜂の巣がありました。
毎日、ハチの巣の下を歩いていたのに気づきませんでした。
いままで、ハチの巣の近くを通っていたのにハチに攻撃されなかったので、駆除する必要がないような気がしますが、僕は今まで何回かアシナガバチにさされたことがあります。
ここ数年は、花粉症や謎の蕁麻疹に苦しめられているので、アレルギー反応がひどくなっているかもしれません。
次に刺されて、アナフィラキシーショックになってしまったらまずいので、駆除することにしました。
まずは、セコムのフラッシュライトの一番近くの窓を開けて、ハチ・アブダブルジェットを噴射しました。
一気にハチがパニックになって飛び回るので、こちらもパニックになって、窓を閉じました。
次にハチの巣にも噴射しました。
「速攻ダブルジェット噴射で飛び回るハチ・アブを逃がさない」とのことですが、ハチはすぐに逃げてしまいます。
ただ、噴射力がすごいので、ハチがこちらに近づくことはできないので安全です。
ハチがいなくなったので、棒でつついてハチの巣をおとしました。
裏側はこうなっています。
現在、前野 ウルド 浩太郎さんの「バッタを倒しにアフリカへ」を読んでいるので、いろんな疑問が湧いてきます。
アシナガバチの巣は薄いのにわりと強度があります。
どんな成分でてきているのか調べてみた所、ハチの唾液と植物の繊維質を使用しているそうです。
さらに、ハチがいなくなったハチの巣には何がいるのだろう? という疑問がわきました。
ハチの巣の穴が、ところどころ白っぽい穴で塞がれているので、ピンセットで開けてみました。
ハチの顔が出てきて、かなりあせりました。
蛹ではなく、羽化する少し前の成虫ですね。たぶん。
ピンセットでピッパリだしてみました。
もうすぐ日の目を見れるはずだったのに、少しかわいそうです。
羽化して飛んでいたものと、羽化直前のものを並べて比較してみました。
羽化超然のものは、身体が黒っぽいです。
よく見ると薄皮で覆われているものと、羽根がでているものがいます。
羽根がでているものは、本当に飛び立つ寸前だったのでしょう。
右側が薄皮で覆われています。
さらに、ハチの巣をほじくっていたら、蛹も一匹入っていました。
左から若い順に並べてみました。
ハチの巣からは、全部で7匹出てきました。
なんどやっても、
穴を塞いでいるのを開けてみる→ハチの顔でビビる
でした。
どうやら成虫のハチは、ハチの巣にいる蛹を育てているようですね。
アシナガバチは女王蜂が一匹で巣を作るそうです。
ハチの巣をほじくる動画撮りました。
ハチの巣の穴の数からすると、100匹以上いたようですが、殺虫剤で駆除できたのは十数匹でした。
子供の頃はこんなことばっかりやっていたけど、今は死んでいるハチを素手で触ることができません。
セミはつかむことができるようになりました。