車が海や川、湖に落ちても助かる方法を真剣に考えてみました。
突然夜中に目がさめて、車が海や川、湖に落ちた場合、どうすれば良いのか?
どうすれば、家族全員助かることができるのか?
考えたら眠れなくなりました。
八曽モミの木キャンプ場へ行く時に、恐ろしい道をとおったせいでしょう。
そこで、いろいろ調べてみました。
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家族は4人です。
運転席は自分、助手席は妻、後部座席に子供が2人です。
子供と妻を車の外に出して、なおかつ、浮かぶ必要があります。
まず、水に1メートル程度の深さまで浸かると、ドアが開かなくなります。
窓も電気系統がショートすると開かなくなります。
水が入ってきて、外部と内部の水深が一致するとドアを開けることができるという情報がありますが、
普通の人は不可能でしょう。
仮に、内部と外部の水圧がつりあったとしても、ドアを開けるときの水の抵抗は空気抵抗よりも大きいです。
呼吸をとめて、水中でドアをあけて、家族全員を外に出して浮くなんてことできそうにありません。
車は浮く?どのくらいで沈むの?
車が海に落ちたとしても、しばらく浮いているようです。
また、沈み始めるのは、エンジンがある方からです。
なので、前から沈み始めます。
また、窓から水が入ってくると早く沈みます。
ただ、窓が開くうちにあけておいたほうが脱出が楽になります。
ということで海に落ちたら、まず、後部座席の窓があくならあけて、シートベルトを外す。
そのまま後部座席の子どもたちのシートベルトを外す。
そして、車が沈む前に窓から脱出するというのが良さそうです。
窓が開かない場合、窓を割って脱出する必要があります。
小銭を袋に入れて窓を叩くと割れるとかいう話もありますが、シートベルトを切るカッターのついたレスキューハンマーという商品があるとよいです。
レスキューハンマーの中には、実際にやってみたら割れないものもあるようです。
自分でテストするわけにもいかないので、メーカーによるものと思われる動画で実際に割れることが確認できるメルテック レスキューハンマー 緊急脱出用 ( 水没時・事故等) Meltec FT-16という商品を購入しました。
脱出したら、次は浮かぶ必要があります。
救命胴衣は大人の場合、7.5キロの浮力があればよいので、2リットルのペットボトルなら4個程度必要です。
ペットボトルを用意するよりも救命胴衣を車の載せておいたほうが邪魔にならないかもしれません。
人間の比重は水に近いので、頭を水の上に出すだけなら、7.5キロ程度の浮力があれば十分だということです。
子供のフローティングジャケットは常備しています。
一応、人間単独でも浮くことはできます。
背浮きという方法で浮かぶことができます。
1時間位練習すれば、それなりにできます。
ただ、波が激しかったり流されているときは難しいです。
今年はいろいろなところで、背浮きの練習をしましたが、背浮きをマスターするよりも、ペットボトル一本あったほうが楽です。
まとめ
大人2人、幼児2人の場合の対策を自分なりに考えた結果、次の方法で生き残る確率をあげることにしました。
2.後部座席の窓をあける。
3.自分のシートベルトを外す。
4.子供のシートベルトを外す。
5.余裕があるなら子供にフローティングジャケットを装着。
6.さらに余裕があれば、車内のペットボトルを確保。
7.レスキューハンマーで窓を割る。
8.妻、子どもたち、自分の順番で外に出す。
9.上陸できない場合は浮かんで助けを待つ。
役立ちそうなもの
役に立ちそうなグッズを探してみました。
水に触れると膨らむ浮き輪「OneUp」
片手に装着、緊急時にはレバーを引くだけで膨らむ「Kingii」
「自動膨張式 ライフジャケット」というキーワードで検索すると、良さげな商品がたくさんみつかります。
ペットボトルを持って水面に上がるよりも良さそうです。