歯の状態が悪いと、仕事の効率も格段におちます。
お金をかけてでも、できるだけ健全な歯を保ったほうがよいです。
腕が良いと評判の歯医者に行って、ひどい目に遭いました。
なかなか予約がとれないほど人気の歯科で、確かに手際もよく、知識も豊富な感じの先生でした。
頭の回転が速く、まくしたてるようにしゃべるので、こちらが口を挟む余地があまりないのですが、そこで、抜歯する必要があると言われました。
念の為、セカンドオピニオンを聞いたりして、考えてから決めたいと言ったら、先生の態度がかなりわるくなりました。
この歯を無理やり残しても、ロクなことがないと…。
その後、よくわからないことで、怒られるような感じで、これってドクハラ?って思いました。
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腕も良くて、勉強熱心で、この道一筋何十年だから、素人が意見いうなって思っているのでしょう。
遠方にすんでいる歯科医をしている友人が、患者さんの正当な権利だから、先生が怒るわけがないから言ったほうがよいと進められて、セカンドオピニオンも参考にしてみた申し出ましたが、怒られてしまいました。
歯科医の専門分野や方針、導入している機材などによって、抜歯するかどうかの判断は違ってくるし、患者の年齢や状況によっては、とりあえず温存して、悪化してから抜歯という判断もありえます。
医学的に正しいことが全て正解なわけではないわけです。
根管治療をすると赤字になるのなら、その分費用を支払ってもよいと考えているのに、コミュニケーションがとれないから、抜歯の一点張り。
抜歯、抜歯って気軽に言うけど、患者にとっては抜歯という言葉は抜指くらいインパクトがあります。
躊躇する気持ちもわかってほしいですね。
山口達也さんが女子高生に「何もしないなら帰れ」と言ったとかいう事件がありましたが、女性が男性の家に行ったら何かされる可能性があると考えるのは当然ですね。
同様に、歯医者に行ったら、歯が抜かれる可能性があると考えることもできます。
ただ、女性が男性の家に行った場合でも、患者が歯医者に言った場合でも、本人の意思に反することは断っても良いに決まっています。
断ったからと言って、不機嫌になったなら、ひどい人だって噂になったり、場合によっては社会的制裁を受けることもあるでしょう。
特に自分の強い立場を利用した場合は、ハラスメントということになります。
今、この本読んでいます。(この歯医者がヤバい 斎藤 正人 (著))
たいていの歯科で初回の問診時、自費の治療も視野に入れて治療するかどうかという確認項目があります。
僕はいつも、自費を積極的に選択したいというのですが、意外とこれは危険かもしれません。
歯をできるだけ長持ちさせたいから、自費治療を導入したいのに、抜歯して、自費のブリッジ入れて、30万円の方が早いですから。
まずは、たいしたことない虫歯の治療で通って、コミュニケーションがとれる歯科医かどうか確認したほうが良いです。
人気の歯科医でも、忙しくて時間がかかる治療ができないから、抜いたり削ったりする短時間でできる治療を選択するという可能性もあります。
保険内では赤字になるような治療を保険で行う歯科医もいます。
そういう良心的でコミュニケーションがとれる歯科医を見つけて、自分の歯と歯科医の両方にメリットが有るような自費治療を受けるとお互いのとって一番良いことが起きると思います。
良い歯医者さんには稼いでもらいましょう。
自費だと患者さんの要求も高くなるから、あまり積極的に勧めることができないと友人が言っていました。
仮に治療が思ったよりうまくいかなかったとしても、削ったり、抜いたりしていなければ、リカバリー可能です。
1ヶ月でも2ヶ月でも歯の寿命が伸びたと考えたら、安いものです。
ペットを飼っているとわかりますが、犬や猫は、歯が抜け始めると、一気に老化します。
「この歯医者がヤバい」にも、以下のように書いてあります。
そのくらい大事な歯を、金儲け主義の歯医者の言葉に誘導されて簡単に抜いてはいけません。
歯は一本でも抜けば連鎖的に他の歯も失うきっかけになるのですから、抜歯をすすめられたら即断しないで、理由をきっちり説明してもらうことです。
さらには用心深く、別の歯医者を訪ねて聞いてみるのが良いでしょう。
最低限、抜かない、削らないとアピールしているところが良いです。