僕はわりと読書量が多いほうです。
毎週末、書店に行って、気になる本を3冊程度は購入しています。
プログラマでもあるので、いろいろなドキュメントを読み漁っています。
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ネットが今のように便利になる、ずっと前から、気になることがあったら、本を読んで調べていました。
なので、速読できたらいいなって何度も考えて、本を買ったり、速読の教材を買ったりしたことがあります。
速読教室は行ったことがありません。
速読はやっぱり不可能?
Yahooo!ニュースで以下のような記事がありました。
「速読」は科学的に不可能だと証明される。最も有効なのは「飛ばし読み」スキルを上げること
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170406-00135636-hbolz-soci
速読には、大きく分けて2種類の方法があります。
- 眼球を高速で動かす方法
- 潜在意識に内容をインストールする方法
「眼球を高速で動かす方法 」系のノウハウは、以下のようになっています。
- 眼球の動きと視野を広げて、一度に目でとらえる文字数を増やす。
- 書籍のページを速くめくる訓練をする。
- 心の中で音読しない訓練をする。
トレーニングするための速読教室が各地にありますね。
たまに、大学で短期講座を開いていることもあります。
「潜在意識に内容をインストールする方法 」系はいろいろありますね。
- 書籍に外装を見たり手で触れてみたりして、雰囲気を感じる。
- 目次を読む。
- パラパラめくって、目に飛び込んできたキーワードの周辺を読む。
- 今は理解できていなくても、潜在意識は理解できている。
神田昌典さんが紹介したフォトリーディングとか有名ですね。
上記の速読法に対する批判をすることは、ここでは控えます。
以降、専門書でも速く読めるようになる方法を紹介します。
最も速く読める書籍とは?
僕は30代後半ですが、たぶん、3千冊くらいは本を読んでいます。
その中でも、もっとも速く読み終わることができる書籍の種類があります。
それは、
速読本
です。
なぜ、速読本を最も速く読むことができるのか?
この理由は、現実的な速読習得方法とリンクしています。
次の文は、見た瞬間に理解できると思います。
朝ごはんの目玉焼きを、フライパンで作ります。
では、次の文はどうでしょう?
iOSのネイティブアプリを、Xamarinでビルドします。
プログラマでもなかったら理解不能ですね。
上の2つの文は、構造的にはほぼ同じです。
そして、
プログラマなら、「iOSのネイティブアプリを、Xamarinでビルドします。 」を
「朝ごはんの目玉焼きを、フライパンで作ります。 」
と同じスピードで理解できます。
つまり、書籍に書いてある内容に関する知識の量が多ければ多いほど速く読むことができるのです。
僕は、速読ができるようになりたくて、一時期タイトルに「速読」と入っているものを見つけたら、
全て購入して読んでいました。
なので、パッみただけで、その本に書いてある内容がすぐにわかります。
だから、速読本を最も速く読むことができるのです。
専門書でもOKの速読習得方法
僕が速読を習得したかったのは、専門書を速く読むことで、大量の知識を効率的に習得したかったからです。
普通すぎてがっかりすると思いますが、以下の手順を踏めば、確実に速く読めるようになります。
- 読みたい専門分野の簡単な書籍をたくさん読む。とりあえず意味がわからなくてもよい。
- ある程度、専門用語に慣れたら、基本書を読む。このときはわからない部分はしっかり理解する。
- 自分の簡単に理解できる本をできるだけたくさん読む。
- 結果、難しい専門書もある程度速く読めるようになります。
この方法は一見遠回りですが、難しい専門書で挫折することがなくなるので、実はかなり効率的です。
眼球の筋肉を鍛える努力をしたり、潜在意識が知ってるはずと妄想している暇があったら、
「ネイティブアプリ」とか「Xamarin」という単語が、
「目玉焼き 」と「フライパン」レベルで認識できるようにするほうが良いです。
石井貴士さんの「一分間勉強法」の手法は、読書スピードを速くするのに役立つと思います。