花粉症が辛かったので、病院に行きました。
医師は、僕の目と鼻の中を一瞬見て、
と言いました。
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そして、近くの調剤薬局に行きました。
しばらく待っていると、名前を呼ばれました。
そして、薬剤師の方が、
と言いました。
ジェネリック医薬品に変更される時は、事前に確認されるものだと思いこんでいたし、準備された薬を眼の前に出されて、当たり前のように変更しておきましたと言われたら、花粉症で頭が働いていないので、何も言うことができませんでした。
国が医療費削減のために、ジェネリック医薬品を推奨しているから調剤薬局としても勧めざるをえないのだと思います。
(後発医薬品調剤体制加算という制度があります。)
ちゃんと効果があって、しかも安いのなら別に問題ないのですが、押し売りみたいなやり方で売りつけられたような気分になりました。
後日他の病院で確認しましたが、事前にジェネリックに変更するかどうか確認する必要があるようです。
医者がジェネリックを処方する場合はありますが、薬剤師が、
ジェネリック医薬品を用意して、支払いのタイミングで、変更しときましたんでっていうのは違反だそうです。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)」は、「新薬(先発医薬品)」の特許が切れたあとに販売されるため値段が安くなっているということです。
値段が安くなる理由は、新薬に比べ開発費が少ないからだということになっています。
一見正しいことを言っているように見えますが、矛盾を感じます。
新薬が、特許が切れるまで独占販売して開発費を回収できるはずなので、新たに開発費がかかるジェネリック医薬品よりも安くすることができるのではないでしょうか?
先発医薬品の特許がきれたら、値下げする。
それだけでいいのに、今まで実績がある先発医薬品と微妙の異なるジェネリック医薬品を開発して販売する。
特許の存続期間は原則20年です。
莫大な開発費用をかけて開発され、長年の販売実績である薬を使ったほうが良いのでは?と思います。
ボタンの掛け違いのように、ほんの少しの成分の違いで想定していなかった副作用がでてしまうかもしれないので、せめて子供だけでもジェネリック医薬品は使わないようにしようと思います。
薬価制度改革案が2017年11月から検討されているようなので、この問題も近いうちに解決するかも知れません。