白血病新薬の「キムリア」が開発され、公的保険適用されるようになる見込みだというニュースがでました。
薬の値段、薬価は3349万円という高額です。
こんな高い薬を保険適用したた、3割負担でも、2000万円くらいが保険の負担になるという批判コメントが結構ありました。
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実際にどうなのかわかりませんが、大抵の薬の製造単価は高くても一万円とかでしょう。
開発に費用がかかっているので、単価が高くなるのです。
適用される症例が少ない病気に対する薬は、高くなります。
さらに保険適用されないと、使いたい人が使えなくなるので、使われる量が減り、さらに高くなります。
なので、患者の数と保険適用した場合の使用見込みから逆算して、このような高い価格となったのでしょう。
ジレンマのようなものですね。
ワクチンも何十億円も開発費用がかかるので、ワクチンを摂取できる患者がいないと開発することができません。
そのせいで、マラリアのワクチンの開発は遅れていました。
マラリアの患者はたくさんいるけど、その多くが発展途上国なので、開発しても、もとがとれない。
だから、開発費用が捻出できないという悪循環です。
さらに、多額の開発費用をかけてしまったため、効果があるのかどうかイマイチわからないことが判明したけど、売らなければならないという状況があったりります。
薬価の問題を解決する方法
薬価の問題を解決する方法を考えました。
開発費を個別の薬の負担にしないことです。
普通の風邪薬に1粒1円くらい「新薬開発費用」として徴収できるようにしてしまえば良いです。
これは難病や開発コストが見合わないと予想される新薬開発にしか使えません。
内部留保は許されません。
余ったら、健康保険の費用に充てられます。
これなら、どんどん新しい薬の開発にチャレンジできて、世界中の病気で苦しんでいる人たちが救われると思います。