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医療

人工透析中止で女性死亡。するなら『したい』の意味は?

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人工透析中止で女性死亡というニュースがでました。
大まかな内容は以下の通り。

2018年8月9日に、医師から透析継続と中止の選択肢の提案あった。
患者は中止を選択肢、14日に入院
女性から透析再開の話がでたが、苦痛を和らげる治療を患者が選び、
16日に死亡。

女性は「(透析中止を)撤回できるなら、撤回したいな」と15日の夜に、夫に言ったので、夫は外科医に「透析できるようにしてください」と頼んだそうです。

女性は「こんなに苦しいのであれば、透析をまたしようかな」と数回話した。外科医は「するなら『したい』と言ってください。逆に、苦しいのが取れればいいの?」と聞き返し、「苦しいのが取れればいい」と言う女性に鎮静剤を注入したということらしいです。

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もし、この流れが本当なら、透析しても鎮静剤を注入しても苦しいのが取れる場合に鎮静剤を注入って、なぜその選択をしたのか?
謎ですね。
僕には、透析してくださいに聞こえます。
一回透析やってみたら、やっぱり継続しますっていう気持ちになったかもしれないのに。
本当に生きたいのならはっきりと、透析してくださいと言うはずだという意見もあると思いますが、思った通りのことを、絶妙のタイミングで言うことができない人はたくさんいます。
あのとき、ああ言ってやればよかったって、後で思うことありますよね。
ドクハラっていう言葉もありますからね。
歯医者でも、口を開けている時に、ドリル持った歯科医がイライラしながら話ししてきたら、言いたいこと言えません。

僕の父親は30年くらい人工透析やっています。
30年前に、父から自分はいつ死ぬかわからない不治の病だと言われたとき、小学生の僕は、枕を涙で濡らしました。
翌朝、父が
お前、昨日の夜、泣いとっただろって、バカにしてニタニタしながら言ってきたのですが、
その時の、悲しそうな目を忘れることができません。

俺がタバコをやめるときは死ぬときだ
って言っていたのに、7~8年前、不整脈で倒れて、カテーテルアブレーションという手術を2回やってから、ピタッとタバコやめました。

それから数年して孫がたくさんできて、幸せに暮らしています。
先日一回救急車で運ばれましたが…。

比較的若い時に、一生人工透析ですって言われたら、口癖のように死にたいっていう人がいてもおかしくないです。
それをもって、ああそうですか死にたいなら、人工透析やめるという手段もありますよとか、あなたうつ病ですねとかいう医師がいるとしたら、下手に病院にいけません。
安楽死を認めていないのだから、基本的に生きる方向で治療を模索すべきだと思います。

腎不全は一生治らない病気だけど、今まで一生治らなかっただけで、今後治る可能性は高いと思います。
また、透析により長期間の延命が可能なので、人工透析をしつつ、生活を続けていくうちに透析の技術もシャントも発達しているようで、患者の負担も少なくなっているようです。

お金がかかるからと批判する人がいますが、おそらくこんなにたくさん透析患者がいる国は他にないので、透析技術は世界一です。
足し算だけでものごとを考えると、世の中は良くならないと思います。
原発輸出を推進していたように透析技術も輸出すればよいと思います。
腎臓の場合、透析技術があるおかげで、失敗しても人工透析でリカバーできるので、再生医療のとっかかりに腎臓はよさそうです。

保険で人工透析の費用がカバーされる日本に生まれたおかげで、父を失うことなく、成人することができました。
死んだら、起きなかったことが生きていてくれたおかげでたくさん起きました。
死にたくなくても死んでしまうことがあるし、死にたくても死ぬことができないこともあるというのが生き物です。

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