愛知県知多市の海に行きました。
遠浅の海で、到着した時間帯は、たまたま引き潮でした。
海の底に、不思議な物体を見つけました。
クラゲ?海藻?
その物体が何なのかわかりませんでした。
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踏まないように避けながら歩いていたら、うっかり踏んでしまって、ブルンと動いたので、かなりビビりました。
ただ、さわっても問題ないことがわかったので、1つとって、子供に渡してみました。
海の底の風船のような物体の正体
その物体の写真を撮りました。
結論を先にいうと、タマシキゴカイの卵塊です。上の渦巻きは糞の山です。
たくさんありました。現地にいる時は何かわからなかったので、怖かったです。
糞の山もたくさんあります。
子供がひたすら、指で潰していました。
ほぼ土なので、汚くないのですが、正体がわかっていなかったので見ていて心配になりました。
最初はクラゲか海藻だと思っていました。
最初は怖いので、象さんのジョウロでつついてみました。
ちょっとネットで検索してみたら、クラゲか海藻なのかもしれないと思いました。
土の中にささっているので、これは海藻なのではないかと考えている動画です。
海藻なら、掘り起こしてみればわかると思って、素手で掘ってみました。
海藻ではないと思いました。
翌日、海のすぐ近くで生まれ育った父に写真と動画を見せて、何か聞いてみました。
こんなもの見たことない。
と言われました。
結局ネットで調べて、同じものを発見しました。
最初に書きましたが、タマシキゴカイの卵塊です。
タマシキゴカイは、タイやカレイの釣り餌になるそうです。
別名はいろいろあって、クロムシ、 ドンベイ、 チンチロムシです。
漢字で書くと、「玉敷沙蚕」です。
玉敷は、卵塊の見た目に由来するのかもしれません。
タマシキゴカイの見た目がわからなかったので、画像検索してみました。
(画像引用元:Google画像検索結果「タマシキゴカイ」)
掘り起こした時に、タマシキゴカイが出てこなくて良かったです。
20年以上前に、父と釣りに行ってゴカイをさわったことはありますが、海辺で遭遇したことはないので、発見しても何かわからずパニックになるところでした。
しかも、ゴカイは噛むことがありますから、噛まれたら恐怖で血の気引きます。
タマシキゴカイの卵塊、糞塊が見られるのは、4月中旬~6月下旬だそうです。
毎週、海に行っているのに、お目にかかったのは初めてでした。