赤チンの製造が2020年末で禁止されます。
赤チンって、子供のころ、怪我したときに当たり前のように塗っていましたが、最近めっきり名前すら聞かなくなっていました。
最近の子は、赤チンって何?ってなるのでしょう。
赤チンは俗称で、正式には「マーキュロクロム液」というそうです。
売れなくなったから製造が中止されるわけではなく、禁止ということなので、何か有害ということなのでしょうか?
調べてみました。
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赤チンの成分は有機水銀剤「マーキュロクロム」の1~2%水溶液です。
粘膜・傷口の消毒に使用され、薬品の色が緑がかった赤褐色であったため「赤いヨードチンキ」という意味で赤チンと呼ばれていました。
僕は聞いたことがありませんが、赤チンキという呼び方もあるようです。
ヨードチンキはヨーチンと呼ばれていました。
赤チンとヨーチンの違いといえば、赤チンはあまりしみないことです。
そのかわり、ヨーチンのほうが殺菌力が強いです。
似たようなもので、現在も有名なのはイソジンかな?
ちなみにマキロンは白チンと呼ばれています。
2020年末に製造禁止になる理由は、マーキュロクロム液が水銀を含むことが原因となっています。
製造過程で、水銀の廃液が発生することで、1973年に国内で原材料の製造中止に、2016年6月に公布された「水銀による環境の汚染の防止に関する法律」で、マーキュロクロム液が2020年末に製造禁止になることが決定しました。
とりあえず、2019年5月31日に日本薬局方から除外されるので、2019年5月に日本薬局方と表示されている赤チンは消える予定です。
日本薬局方というのは医薬品の規格基準書です。
今の所、ネット通販の場合、楽天、ヤフー・ショッピングでは販売されています。
アマゾンは、なかったです。
検索するときは「赤チン」だとヒットしないので、「マーキュロクロム液」と検索します。
「マーキュロクロム液」をネットで購入するには?
最後の最後まで製造販売される予定なのは、三栄製薬のサンエイ-Sです。
サンエイ-S買って、プリキュアの絆創膏貼りたがる子供の膝小僧に、赤チン塗ってやろうかなって思ったります。