梅雨になると、湿気や気圧の低下による体調不良で、下痢、嘔吐、咳、頭痛などなどありとあらゆる症状が発生しますが、ダメージが大きく、気をつけることで回避可能なこととしてあげられる食中毒が今回のテーマです。
多くの方が、あまり気にしていないのですが、ペットボトルの飲み物を、一日かけてダラダラ飲んだりすることは、特に危険です。
ペットボトルで食中毒、下痢になるって本当?
なぜかお腹がいたい、下痢になる、特に梅雨以降、夏場にかけての腸のトラブルを抱えている方は、一度、ご自身のペットボトルの取扱を確認してください。
口をつけて飲んだものを、数時間後も当たり前のように開けて飲んでいたりしませんか?
ミネラルウォーターで食中毒になるなんて信じられない。
確かに僕も考えたこともありませんでした。
僕はもともとお腹が弱く、主に下痢、軟便という状態なので、そういうものだと思っていたのですが、温かい季節のほうがお腹の調子が悪い。
なぜだろう?
最終的に慢性的な下痢が改善されたのが、ペットボトルに口をつけて飲む場合、一気に飲み干すという行動でした。
水分のとりすぎが原因だと思っていたので、むしろ、ゆっくり飲んでいたことがアダになりました。
今は、バカみたいですが、夏に飲み物を買って飲むときは、口をつけないように、上を向いて、ペットボトルから水を口に注いでいます。
幼児はそういったのものに対して耐性があるのか、そもそも、菌が少ないのか、3歳の息子がペットボトルで飲むと、中に食べかすとかがたくさんはいるのですが、ほとんどダメージがないようです。
僕みたいに虫歯菌が多いタイプだとダメなのかもしれません。
知人が、真夏に2リットルのコーラを部屋の机の上に置いておいて、毎日家に帰ってくると、そのまま口にするという飲み方で1週間以上、同じボトルで飲んでいたのを見たときは、人間の可能性を感じました。
胃腸が強い人は何やっても大丈夫なのですね。
胃腸の不調を感じていて、原因がわからない場合は、この飲み残しをしないという対策を一度試して見る価値があります。
何時間くらいなら大丈夫?
室温27度で30分おきに一口ずつ飲むという実験の結果によると、おそくとも4~5時間くらいには飲み干したほうがよさそうです。
それを超えると爆発的に菌が増えます。
食中毒の原因となる細菌数の目安は1gあたり100万以上だということなので、通常はそこまで菌が増えることはないはずなのですが、僕のようにお腹が弱い人の場合は、1時間以内をおすすめします。
コンビニで小さいボトルの飲み物がもっとたくさん売っていればいいのにって思います。
500mlも飲みたいときってあまりないので…。
多すぎる場合は、お腹壊すよりましなので、しばらく時間が立ったら、捨てています。
水筒、マグボトルなら大丈夫?
保冷機能のある、水筒、マグボトルの場合は、最近の増加速度は緩やかになるでしょう。
クリアボトルは保冷できないのでダメですね。
水筒の場合は、直接口をつけるわけではないので、こちらのブログの実験結果も参考になります。
単純に時間経過と、最近の増加の状況を調査している実験です。
人間の口から菌が入っていくことがない場合ということになります。
水筒だと1日放置とか、そのまま、2~3日飲み続けるという人もいるようです。
対策はあるの?
僕は、いつからか少し潔癖症になってしまったので、細菌が増殖したものを飲むということ自体に抵抗があるから、口をつけないようにしますが、ペットボトルに直接口をつけること前提で対策を考えました。
-小さいボトルのものを購入する。
-梅干しを食べる。
梅干しを食べるというのが良さそうです。
他にも、ワサビ、ショウガ、ミョウガ、ネギ、ニンニク、タマネギなど、薬味や殺菌作用がある食べ物で後から殺菌するという手段です。