新興宗教の信者に高学歴の人が多い理由について考えてみました。
よく聞く意見は以下のようなものがあります。
2.論理的思考能力が高いから、宗教の論理体系を理解できてしまう。
3.自分に自信があるから論破されると信じ込んでしまうから洗脳されやすい。
4.世間知らず。
僕は、上記の意見に賛同する部分も多いのですが、高学歴の人は、「Have to」を「Want to」に変換する能力が高く、「Want to」に変換した後で、さら極めようとすることが原因だと思います。
これに関しては、後で説明するので、とりあえず、1~4に関して見てみます。
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1.大学で勧誘が多い。
確かに、大学の構内で座っていると、勧誘されましたが、街なかで座っていても、お祈りさせてほしいとか言ってくる人はいたし、バイトでも誘ってくる人いたから、特に大学だからということもないと思います。
2.論理的思考能力が高いから、宗教の論理体系を理解できてしまう。
高度なロジックを使って説得するタイプの宗教は、そういうこともあると思います。
3.自分に自信があるから論破されると信じ込んでしまうから洗脳されやすい。
矛盾点が見つけられないと正しいと思う傾向はありそうです。
4.世間知らず。
高学歴だからといって、特に世間知らずということはないと思います。
また、世間知らずだからといって、洗脳されやすいというわけでもないと思います。
オレオレ詐欺にあう高齢者もたくさんいますから。
僕は、「Have to」を「Want to」に変換する能力が高いことが、原因だと思います。
「Have to」「Want to」は苫米地英人さんが、コーチングの理論の説明に使う言葉ですが、要は嫌々やるんじゃなくて、進んでやるように気持ちを切り替えるのが得意だから、最初にある程度、自分の中で納得してしまうと、継続できてしまうということです。
「Have to」「Want to」に関しては、こういう本で、説明しています。
ビジネス成功脳 スピード構築
比較的学歴が高い人は、学校でやらされている勉強を自己実現のためにやりたいことと考えることが得意です。
さらに超高学歴な人なると、やらされていることをやりたいことに変えて、さらにそれを極めようとします。
しかも他の人よりもうまくできるから、幹部になってしまったりして、高学歴なのに新興宗教の幹部の人って多いよね。ってなるのだと思います。
勉強するぞー勉強するぞーって、唱えている有名な宗教もありましたからね。
超高学歴、高学歴、低学歴の人に同じ作業をさせて様子を見ていたことがあります。
低学歴の人は、作業する前から、これってやらないといけないんですか?とか言い出しました。
高学歴の人は、淡々とやるのですが、1時間程度で休憩をとったりしながら、言われたことをだいたいこなしました。
超高学歴の人は、作業内容を理解し、とりかかり疲れてきたら、疲れたななどとつぶやいていました。
休めばいいのにと思って見ていたのですが、しばらくしたら、また集中しだして、作業を完璧にこなし、さらに新たにやるべき作業を見つけて延々と作業をし続けていました。
これをみて、新興宗教にのめり込む高学歴の人が多い原因だと思いました。