京大などの研究グループが骨が伸びる仕組みの一端を解明したと発表しました。
骨が伸びる仕組みが解明されて、足が長くなったり、背が高くなる方法が開発されたらいいなって、30年前の小学生の頃考えていたことが現実化するかもしれないと思えてきました。
といっても、もう中年なので、足の長さも身長も気になりません。
顔も髪の毛の量も気になりません。
健康状態や、歯の健全性、経済力のほうが気になっていたりします。
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今回発表された骨が伸びる仕組みですが、骨が伸びる際に、まず、骨の軟骨が増えて、それが硬い骨に置き換わるという流れになっていることがわかったようです。
さらに、軟骨が成長するために、細胞の中にあるカルシウムイオンの濃度が常に変化していることが必要で、その制御をしている遺伝子は「TRPM7(トリップエムセブン)」打特定されました。
この研究結果を元に身長を伸ばす薬ではなく、骨折の治療薬などへの活用が期待されているとのことです。
この研究結果によると、軟骨が増えてから骨に置き換わるということなので、骨は全体的に伸びるのではなく、端から伸びているということですね。
骨が折れたときも、おれた部分の軟骨ができてから硬い骨に置き換わるのなら、骨折の治療薬に使えそうですが、この発表からは、そのあたりはよくわかりません。
骨が太くなるときは、全体に亀裂のように軟骨ができてそれが硬い骨に入れ替わるのかな?
骨は常に骨芽細胞による形成と、破骨細胞による吸収を繰り返して再構築しながら成長していると聞いたことがあります。
これを骨リモデリングというのですが、骨リモデリングと軟骨の増殖による骨形成が組み合わさって、骨は太く長く育っていくのかもしれません。
疑問が沢山わいてきます。