学歴フィルターがない企業を探しているとか、学歴フィルターはないほうが良いとかいう意見もありますが、僕はあったほうが良いと思いますし、あるのは当たり前だと思います。
学歴だけで人を判断するなって言われても、それだと採用してから判断してクビにすることになるかもしれないけど良いですか?ということになります。
できれば、学歴だけフィルターじゃなくて、学歴もフィルターのほうが良いのですが、採用ってコストがかかるんです。
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僕も以前の会社で面接していたことあります。
僕は採用担当がメインの仕事ではなく、プログラマだったので、できれば無駄な面接をしたくなかったです。
プログラマとして雇うんだったら、数学ができないと話にならないし、計算とか論理的思考が苦手だったり、嫌いな人がどんなに頑張っても辛いだけだと思います。
僕の当時の上司が斉藤一人さんの本を読んでしきりに言っていましたが、斎藤一人さんが
とっていました。
僕もそのとおりだと思います。
なんか向いていないけど頑張ってしまう人は結構多いです。
それで才能が開花すれば良いのですが、ただ単に辛いだけで最終的にやめてしまう。
もっと早くやめていれば、早く他の道を見つけることができていたのに…。
僕もそんな一人です。
僕の場合は、少し向いていたせいで、パッケージソフトとオーダーソフトの中間みたいで、しかも以前の担当者がスパゲティプログラム化した(プログラムのソースコードがそれを制作したプログラマ以外にとって解読困難である事)を管理していて、毎晩、バグっていると電話がかかってきて、胃潰瘍になりました。
まあ、僕の場合はそれでも乗り越えることができたので良かったのですが、そもそも根本的に無理な人にやらせては可愛そうです。
そういった意味でも、客観的て確率的に信頼性がある判断基準、それが「学歴フィルター」となります。
僕の上司が血迷って、学歴年齢不問で募集をしたら、中卒のおじさんがジーパンで面接に来ました。
ジーパンで面接に来たのは、経済的な事情かもしれませんが、
とにかく頑張るから雇ってくださいと言われて、即座に断りました。
履歴書に中卒とかいてあるということは、客観的にプログラミングができる能力があるかどうか、こちらは判別できません。
ということは、こちらが採用する理由が見当たらないのです。
採用する理由がないという点を自分で理解していれば、せめて身だしなみでも整えてみるとかしてみるはずです。
そういう思考ができないということが、その時点で判断できました。
そして、とにかく頑張るとしか言わないという…。
仕事内容も理解していないのでしょう。
僕の場合は未経験で中途採用だったので、何もアピールポイントがなかったので、面接が決まってから、適当にプログラミング言語の本を何冊か読んでから面接して即採用されました。
フリーターだったし、採用する側に試しに使ってみようかなと思わせて、とりあえず潜り込んでから仕事を早く覚えるという作戦でした。
プログラマのように頭を使うし、やることがわかりやすい仕事は、特に学歴フィルターが役に立ちます。
学歴がなくても、プログラマならWEB上にポートフォリオを作るという方法もあります。
他の職種でも、例えば普通の人を採用したいなら、普通の学歴が良いです。
事務仕事のミスが少ないほうが良いのなら、高校は進学校が良いです。
高校が進学校なら、中学校のテストはほとんど90点以上です。
つまり、ミスが少ないのです。
仕事の知的難易度が高い、または、単純作業で効率が求められる場合は学歴が重要な判断基準となります。