前記事で、新1万円札の渋沢栄一さんを毛沢東さんと似ているなんてこと言いましたが、今回は真面目な話で渋沢栄一さんの著書「論語と算盤」に関してとりあげたいと思います。
渋沢栄一さんは幕末から明治・大正・昭和まで活躍し続けた起業家で明治時代には、470社以上の会社の設立に関わったため、「日本資本主義の父」とも呼ばれています。
また、「中国建国の父」の毛沢東さんを思い出してしまいます。
スポンサーリンク
あらすじということではないのですが、「論語と算盤」の内容を要約すると、論語を学ぶことで人格を磨き、資本主義の利益主義に飲み込まれず、バランスをとっていくことが国や社会のためになるというようなことが書かれています。
中国出身の石平さんが、論語は発祥は中国だけど、一番、その精神を理解して発展させたのは日本人だと言っていました。
「なぜ論語は「善」なのに、儒教は「悪」なのか 日本と中韓「道徳格差」の核心 」
本当にそうなのだとしたら、渋沢栄一さんも日本の論語の精神の賜物だったのかもしれません。