太っている友人が、食事を減らしているのに痩せないという悩みの相談をしてきました。
その友人は、清涼飲料水を飲むときは、必ずダイエットとかノーカロリーと書かれているものを選んでします。
そういった飲料には、人工甘味料が含まれれています。
代表的なのはアセスルファムカリウム(アセスルファムK)です。
友人の話をよくよく聞いて考えた結果、人工甘味料は太らないというのは間違いなのではないかという考えに至ったので記述します。
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人工甘味料ってどんなもの?
まずは、人工甘味料というものに関して理解します。
特徴を列挙します。
-アスパルテーム、スクラロース、サッカリン、アセスルファムカリウムなどがある。
-通常の甘味料の数百倍の甘さがある。
-カロリーが極めて低い。
人工甘味料という言葉は、人工的に作られた甘味料という意味ではなく、
人工的に作られた低カロリーなのに甘みが強いコスパが良い甘味料という意味になります。
甘いものを摂取したときの身体の反応
通常、甘いものを摂取すると、糖が体内に入ってきたと言うことになるはずです。
↓
糖が体内に入ってくる。
↓
糖を消化吸収する。
↓
一部、グリコーゲンとして蓄積される。
話が単純になるように、1甘に対して1糖が体内に入り1グリコーゲンが蓄積されるとします。
人工甘味料を摂取するときの身体の反応は?
通常の甘味料の100倍の甘さの人工甘味料を摂取したとします。
通常の甘味料1甘と同量を摂取した場合、
100甘なんで、100糖が体内に入って来ているはずなのですが、実際にはありません。
この場合、身体はどうするのか想像してみました。
3パターン考えられます。
②糖をなんとかして見つけ出して処理する。
③100甘=100糖ではないと記憶する。
①は、そもそもそんな仕組みじゃない場合です。
甘さに対して身体が反応して糖の分解吸収するという仕組みではなくて、糖にたいして身体が反応するのであれば、人工甘味料を摂取しても身体にとってはどうてもいいということになります。
②の場合は、仮に人工甘味料に糖が含まれていなくても、他の食品から見つけ出して、吸収してしまいます。
通常は胃の中に入れた食べ物の栄養が100%吸収されているわけではないはずなので、あまりはあるはずです。
本来は排泄されていた分が吸収されてしまうということです。
③の場合、糖に対する身体の感受性がおかしくなると考えられます。
「100甘=100糖」から、「100甘=10糖」に書き換えられていた場合、普通の糖を食べた場合、もっと食べても大丈夫だと、ブレーキがかかりにくくなるかもしれません。
結局、人工甘味料は太らない?
上の考えは、あくまで想像ですが、何度も人工甘味料で身体を騙しているうちに、オオカミ少年のように、身体が味覚と糖の関係を信じなくなり、今まで、かかっていたブレーキが外れたり、吸収効率が変わったりして、太るきっかけとなってしまう可能性はあります。
完全に糖分は摂取することなく、人工甘味料だけということなら関係なくなるのかもしれませんが、それだと生きていくことができません。